今私がなっている塾の先生というのは
子どものころからなりたかった職業ではありません。
「こんな仕事がしたい」なんて強い思いも無いまま
大学3年になり、就職活動を迎えることになりました。
そんなときにぽっと後輩が口にした
「先生とか向いてそうじゃない?」なんて言葉をきっかけに
塾の先生という仕事を選ぶことになったような気がします。
無事に塾の先生という職に就き、何年か仕事をしてきました。
自分なりに力を尽くし、塾の先生という仕事に取り組んできましたが、
いつもどこかで内なる声がしていました。
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本当に塾の先生という職業で良かったのか?
どんな職にもピンと来なかったから、
バイトをしていて馴染みがある塾を選んだだけじゃないのか?
学校の先生じゃなくてよかったのか?
学校の先生になれなくて、仕方なく塾の先生なんじゃないか?
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そんな声を気にかけながらずっときましたが、
ここ最近はそんな内なる声が聞こえなくなりました。
自分の中での考え方が変わってきたからかもしれません。
今はこう思います。
自分のなりたいものは見つけようと思ってぽっと見つかるものでもない。
自分の興味を頼りに慌てて選んだ今の職だけど、
10年以上経った今も夢中で取り組める仕事であるということは、
自分にとって一番の職に違いない。もしも違っていたならば転職していたことだろう。
職につくまでにしてきたこと全てに意味があり、無駄なものは何もなかった。
何気なく選んだ気がしていた今の職は、実は必然的に選んだ職なのだろう。
小学校や中学校のような公教育でしかできないことがあるように、
学習塾のような私教育でしかできないことがある。
学習塾という職につくことができて本当に良かった。
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そんなわけで学習塾で働いています。
近年感じてきた自分の中での
ゆっくりとした心境の変化について
書いてみました。
なーんにもブログに書くことが浮かばなかったので、
自分の心から書くネタを引っ張ってきました(苦笑)
まとまりありませんが、
今日はこのへんで。
それでは。