電話が鳴りました。
中学生のようです。
おや、問合せですね。
あれ、中3生ですか?
中3生は9月以降は募集を停止しています・・・
と言うものの、事情があって通っていた塾へ行けなくなった
中3の生徒を先日受け入れたところでした。
事情が事情でしたから・・。
集団授業と違って教室の座席数が定員というわけではありません。
曜日時間を選ぶことができるので、席が空いていれば授業をすることは可能なのです。
中3生の募集を停止したのは、単純に中3生が増えすぎたということと、
すでに動き出している入試対策の授業などに
参加することができないというデメリットがあるから、
そして、腰を据えて在籍している中3生に指導をしたいからという理由です。
「9月以降の中3生の募集は停止してるんだけど・・・
えっと、どういった事情で電話してくれたのかな?」
事情なんて聞いてしまったらますます断れないのに思わず口が(苦笑)
なんでも、うちの塾に少し前に入った友達が生き生きと勉強していて、
自分も環境を変えてあと少し頑張ってみたいと思ったとのこと・・・
保護者の方からの電話であったらお断りすることもできたかもしれませんが、
やる気を見せてくれている生徒本人が電話してくれているとなると・・・
断れませんでした。
先ほど書いたデメリットもしっかりと伝えた上で、
「それでも体験授業をして試してみたいということだったら来てください」
と伝えたら、今週中に体験授業にやってくることになりました。
・・
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判断として甘いのかなぁ。
教室のキャパの問題で生徒の入塾をお断りしなくてはいけない状況というのは、
実際にその立場になるととても辛いと知り合いの塾長たちは言っていました。
教室のキャパの問題では無い今回の場合、断るのが難しいです。
もしも入塾してくれたときには、この私の決断でどこかにひずみを
出すことが無いように、中3皆に対してより注意深く指導していきます。
そして、今後こういった場面で迷わず受け答えができるよう、
再度募集停止について考えてみます。(考えてみればありがたい状況ですね)
今日はこのへんで。
それでは。