剣道部の生徒の誘いで夏に中学生の剣道の大会を見てから、
剣道の用語を使用して剣道部と話すことがあります。
習った言葉をすぐに使いたがる中2のようですよね(笑)
私が最近覚えた剣道用語は「切り返し」です。
これは野球部でいう「素振り」や「キャッチボール」にあたるでしょうか。
要は「基本中の基本の練習」です。
剣道部の練習はまずこの切り返しから始まるそうです。
夏に試合を見に行った時も、
SORさんが試合前に切り返しをしているのを見かけました。
この切り返しがしっかりと美しく正しくできる選手はやはりとても強いそうです。
基本がブレないからこそ、その上に技術がついてくるんでしょう。
切り返しこそ重要であるということでしょう。
剣道部に対して修行のような暗記する宿題を出すときには、
「これは切り返しだ。地味だけど重要なんだよ。頑張ってやってこい!」
なんて言葉を添えました。
また、基本が出来ていないのに難しいテキストに取り組んでいる剣道部には、
「例えるなら切り返しもできていないのに、
上級者向けの竹刀の振り方を練習しているようなものだぞ。
まずは切り返しがしっかりとできるようにならないと、身に付かないのわかるだろ?」
なんて話しました。
・・
基本がビシッと定着していれば、
発展的な問題も対応できるはずです。
ただ闇雲に難しい問題ばかりをやらすことなく、
生徒たちには「切り返し」の練習をしっかりしてもらいます。
基本こそが最強ですからね。
今日は剣道の「切り返し」という言葉を使って
生徒の皆へ基本の重要性をお伝えしました。
今日はこのへんで。
それでは。