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今春卒塾した生徒たちが先日塾に遊びに来てくれました。
仏教系の私立高校へ行ったYくんとTくんが、 毎朝生徒全員が学校で読むことになっていると言う 仏教の経典の一部を印刷したものを見せてくれました。 タイトルには「法句経」と書いてありましたね。 いつも通り勉強不足でわからなかったので調べておきました。 ⇒初期仏教経典の一つ。原題はパーリ語で《ダンマパダDhammapada》。パーリ語原典は南伝上座部の〈小部経典〉の一つであるが,他にガンダーラ語,サンスクリット(《ウダーナ品》),漢訳(《法句経》《出曜経》など),チベット語訳,および中央アジア諸語による断片もあり,きわめて広く普及していたことが知られる。本経は短い詩句の集成で,初期仏教教団で伝持されていたものが後に編集されたと考えられ(前4~前3世紀),初期仏典中でも最も古いものの一つである。 見せてもらったものには短い詩のようなものが2つ書いてありました。 内容を覚えていたのでネットで探してきた原文をここでご紹介します。 一、意(おもい)は諸法(すべて)にさき立ち 諸法(すべて)は意(おもい)に成る 意(おもい)こそは諸法(すべて)を統(す)ぶ けがれたる意(おもい)にて 且つかたり 且つ行わば ひくものの跡を追う かの車輪のごとく くるしみ彼にしたがわん (友松圓諦訳) (現代語訳)ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行なったりするならば、苦しみはその人につき従う。——車をひく(牛)の足跡に車輪がついて行くように。(中村元訳) 二、意(おもい)は諸法(すべて)にさき立ち 諸法(すべて)は意(おもい)に成る 意(おもい)こそは諸法(すべて)を統(す)ぶ きよらなる意(おもい)にて 且つかたり 且つ行わば 形に影のそうごとく たのしみ彼にしたがわん(友松圓諦訳) (現代語訳)ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも清らかな心で話したり行なったりするならば、楽しみはその人につき従う。——影がそのからだから離れないように。(中村元訳) 私はこれを彼らに見せてもらったときに・・・ 「かぁ~!なんて良いことを言っているんだ。さすが仏教の経典だなぁ。 ここに書いてあることを生徒皆が心がけて生活できたら 日々皆が穏やかで幸せだろうね。 でも・・・この言葉の意味をかみしめて味わって読めてる人って 生徒の中でほとんどいないだろうね・・・ この言葉を理解して実践するにはまだ若すぎるかなぁ・・・」 なんて彼らに話しました。 生徒たち用にもうちょっとくだけた訳にしてみると、 「全ての事は心が作るんだよ。汚い心で生活していると、苦しみが多くなるよ。」 「全ての事は心が作るんだよ。キレイな心で生活していると、楽しみが多くなるよ。」 といった訳になるでしょうか(國立拓治訳) 年を重ねた今の私なら「なんて素晴らしい言葉なんだろう」と思えるのですが、 私が高校1年生の頃ならばリアクションは全く違ってたでしょうね。 「かぁ~。偽善くせ~。そんなわけなくね? 悪いことばっかりやってるのに、 金稼いで豪華な生活してる悪党とかもいることね? カッコつけてんじゃねーよ!意味ねーことやらすんじゃねーよ!」 きっと盗んだバイクで走り出して、行き先もわからぬまま 暗い夜の帳の中へ行くことでしょう(15の夜) ・・・ 多分この毎朝読んでいる言葉が身体に沁み込んでくるのは ずっと先の将来になる生徒が大半でしょう。 5年なのか、10年なのか、 私なら15年先の自信があります(苦笑) 今はまだわからないかもしれませんが、 いつか心に届く日が来るはずです。 大げさではなくて本当にこの言葉が実践できたら 幸せな日々を送ることができそうですよね。 いつかこれらの言葉が生徒たちの心に沁み入って、 心穏やかに日々を過ごすことになる彼らと再会したいものです。 「・・で、いつごろ法句経は心に沁み込んできた?」 なんて将来聞いてみたいですね(笑) ・・・ マイブーム仏教ですが、 うちは別に仏教系の学習塾というわけではありません。 高価な壺とか売りつけたりしませんのでご安心を♪ 生徒の持っていた法句経について書いてみました。 今日はこのへんで。 それでは。 「15の夜」よりやっぱ「17歳の地図」だな。本文とは関係ないけどw
by sakura-kobetu
| 2012-05-14 15:37
| 塾日記
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