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昨日の続きです。
はてなブックマークで2012年の年間ブックマーク数が一番であった 「僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった」 というエントリーが素晴らしかった。 という話でした。 勉強で壁にぶつかったアメリカの高校生に マサチューセッツ工科大学の先生が ネット上でアドバイスをするというエントリーです。 (マサチューセッツ工科大学って、先日発表された 世界大学ランキング2012で1位になった大学です!) このエントリーで痺れたフレーズをそのままご紹介させてください。 私は、彼のずば抜けた能力と張り合えるようには一生なれないだろうと思うと同時に、その原因がなんだかも分かっていました。私と彼を比較すれば、私は信念に欠如しており、彼は信念にあふれているということです。遺伝子の偶然などということではなく。 「頭がいい」ことが成績の良し悪しを決めるのだと言って自分自身を欺くのは簡単なことです。とても多くの場合で、これはあり得るなかで最も安易な説明です。なぜなら、これを認めれば努力をする必要もありませんし、自分の失敗をただちに正当化してくれるからです。 君に質問があります。だれか今までに時間をかけて勉強の仕方を教えてくれた人はいますか?それとは別に、先生やカリキュラムなしで自分自身で勉強する方法を君は学んだことがありますか?これらは習得することのできる最も重要な道具です。 MIT(マサチューセッツ工科大学)を卒業するのに失敗する人というのは、入学して、いままでに経験したなによりも難しい問題に遭遇し、助けを求める方法も問題と格闘する方法も知らないために燃え尽きてしまうのです。うまくやる学生はそういう困難にぶつかったとき、自分の力不足と馬鹿さ加減に滅入る気持ちと闘い、山のふもとで小さな歩みを始めます。彼らは、プライドに傷がつくことは、山頂からの景色を眺めるためであれば取るに足らないということを知っているのです。彼らは、自分が力不足であると分かっているので助けを求めます。彼らは知性の欠如ではなく、やる気の欠如が問題だと考えます。 君はとても若い。頭があんまり良くないのではなどと悩むには本当に若すぎる。年をうんととってボケ始めるまでは、「頭がよく」なるチャンスはあるのです。括弧付きで言ってみたのは、「頭がよい」というのは単に、「とても多くの時間と汗を費やしたので、難なくやっているようにみえるまでになった」ということを言い換えているに過ぎないからです。 君は、自分は燃え尽きてしまった、あるいは、燃え尽きてしまうかどうかの岐路に立っているという風に感じています。でも実際には、燃え尽きることにするかしないかを決断する岐路に立っているのです。 世界一位の大学の先生が言っているセリフかと思うと、 言葉の重みを感じてしまいます。(人間は権威に弱いww) 賢い高校生に賢い大学の先生が話しかけているので、 なんだか言い回しが難しかったりわかりにくかったりするのですが、 中学生の皆に伝わるようにこの大学の先生が伝えたかったことを 簡単に言うのならば、 「自分の前に現れた壁を突破するためには 信念(やる気)と壁の登り方が必要だ」 「壁を一人で登る方法を身につけて、 (自分自身で学ぶ方法を身につけて、) 周りに助けを求めることも身につけて、 信念の元に努力を重ねよう!」 こんな感じではないかと私は思います。 生徒たちは今はまだ塾に通って手取り足取り 壁を超える手順を指導していますが、 いつか必ず壁を一人で超えなくては いけない日が来ます。 その日に向けてぜひ塾で「壁の登り方」も 身につけてもらいたいですね。 ・・・ ・・ ・ ・ あー「周りに助けも求めること」も 身につけてもらいたいなー。 先日そんな記事をここで書いたなー。 ちょっと忘れてたなーww 次の定期テスト前は質問をするように 仕向ける工夫を凝らしてみます。 ・・・・ タイトルと内容がズレてしまったかもしれませんが、 とても心に響いたエントリーをご紹介しました。 今日はこのへんで。 それでは。
by sakura-kobetu
| 2012-12-14 20:57
| 塾日記
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