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愛知県岩倉市北名古屋市に「さくら個別指導学院」ができるまでの奮闘を、書き残していきたいと思います。塾歴18年目、塾長の國立が実況をお送りします!
by sakura-kobetu
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「集中する」のも学力の一部
とても真面目な生徒が来てくれています。

学校でもいろいろと役職を任せられる

優等生なタイプの生徒です。


真面目に取り組める子なのに、

テストの点数では苦戦を強いられていました。

努力が成果と比例しやすい

社会なんかでも思うように点数が取れていません。


どこかに大きな原因があるのだろうかと

少し不思議に思っていました。


・・


夏休みに入り、

基礎完成講座で暗記をする

その生徒の様子を毎日見るようになって、

その原因の一部がわかってきました。



それは

「集中することがとても苦手」

という点です。

基本的に暗記は好きではないという情報は

お母様から聞いてはいましたが、

これが本当になかなか集中できません。


暗記をするよう指示した後、

各生徒が暗記をするために

集中状態に入っていく中、

その生徒は手を気にしていじってみたり、

髪の毛をクルクルといじってみたり・・・。

ようやく教材に目を落としたと思って見ていると、

目が動いていません。

焦点は机を突き抜けて床あたりに合っている感じです。

今度は肘をついたかとおもうと、

肘を支えにウトウトし始めたり・・・。



他の生徒が真剣に暗記をしている雰囲気の中、

1人だけこの調子です。

ただ勉強がキライなだけの生徒であれば、

「集中してやれ」の一言で終わるのですが、

とても真面目な生徒なのでなんだか違和感を感じました。

「なんだこの状況は?何が起こっているんだ?」

なんて(笑)


「やれやれ、どうしたものか」なんて思っていると、

今日は授業の後半でスイッチが入ったようで、

急に暗記スピードが上がりました。

徒歩のスピードから自転車全速力ぐらいの

スピードまで跳ね上がったのです。

「やっぱりやれば出来るんじゃん!」

「やっぱり集中できていなかっただけじゃん!」


この集中できていない状況が家や学校でも

炸裂していたのでしょう。



・・・・


おそらく自分1人が「著しく集中に欠いている」

「集中するまでに著しく時間がかかる」

という事実を自覚していないはずです。



頑張りたいという気持ちが根底にある子ですから、

うまく言葉を選びながらしっかりとこの事実を伝えて

この夏中に集中するまでのスピードを上げてもらおうと思います。

「集中する」のも学力の一部ですから!



・・・・・・・・・・・・


連日の夏期講習で変化の無い毎日です。

そんなわけで、講習の中で感じた事柄を中心に

しばらく記事を書いていきますね。




今日はこのへんで。

それでは。
by sakura-kobetu | 2013-08-06 20:27 | 塾日記
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