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いきなり余談ですが「3月のライオン」というマンガが好きです。
はちみつとクローバーという人気漫画を書いた 羽海野チカという方が書いている漫画です。 (2011年のマンガ大賞を受賞した作品だそうです) 隔週誌に掲載しているからか、 新刊の出るペースはゆーっくりです。 忘れた頃にポロっと出る新刊は ポケットの中から出てきた500円玉のような喜びがありますね。 先日出た最新刊はこちら。 今回の新刊も面白かったです。 ポップで柔らかな話の流れの中に ふいにグググッと胸に迫るシーンが出てきます。 そういったシーンで私はもれなくグググッと心を持って行かれますw 今回もググッと持って行かれましたね。 持っていかれたのはこんな一場面でした。 (以下ネタバレ注意) ~主人公の台詞より~ ―それまで僕は 自分が「正しい」か「間違ってる」かは 裁判みたいに 他人に決めてもらわないといけない事だと思っていた だけど あの日 「私のした事は間違ってない」と 不安でいっぱいの中でも決して 自分の心の舵を しっかり握って離さない彼女に 僕は 自分の中には無かった 光を見つけた ―そうだ 僕の一部分は間違いなく ―あの日 彼女に 作ってもらったんだ これは中学生の年下の子に大切なことを教えられた という高校生の主人公の台詞ですね。 この「年下に教わる」ということは、 塾をしていると本当に多く感じることで、 一回りも二回りも年下の生徒たちから 物事の考え方とか覚悟の大きさとか いろいろと学ぶことがいまだによくあります。 「先生」とは良く言ったもので、 要は「先に生きている」に過ぎませんからね。 職業柄「学習面」において優位に立っているだけであって、 その他の部分では大いに劣ってることだって多々。 年下であろうが生徒であろうが、 ただ別人格の同じ人間ですから、 学ぶことはたくさんあるんですよね。 「あーわかるぞ、主人公君。 俺もよく感じるよ、そんな気持ち」 そんな感想でしたね。 漫画の良かった場面を 抜き出して書いちゃうというのは おそらく野暮なことなんですが、 とても心に残ったシーンであったので書いちゃいました。 これ、本当に良い漫画です。 将棋をしない私が勧める将棋漫画ですから間違いないです(笑) よかったら読んでみてください。 この最新刊だけ私の手元にありますから 最新刊で良かったら声をかけてくださいね♪ 平日でしたが、 余談でお送りしました。 今日はこのへんで。 それでは。
by sakura-kobetu
| 2013-10-09 23:47
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