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愛知県岩倉市北名古屋市に「さくら個別指導学院」ができるまでの奮闘を、書き残していきたいと思います。塾歴18年目、塾長の國立が実況をお送りします!
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迷ったら上!
よく高校受験の受験校選びにおいて、

こんな台詞を保護者の方から聞くことがあります。


「背伸びして上の高校に入ってついていけなくなるかもしれないぐらいなら、

一つランクを落として上位でゆとりをもって勉強した方がいいのではないか」


本当に良く聞く台詞です。

この台詞を聞いた後、色々相談をして進路を決めて送り出すのですが・・・

総じて私の今の意見は「迷ったら上!」です。


本人の性格、本人の実力等を考えて、

「あなたは下!」なんてこともありますが、

私は基本的には「上」を選択することをオススメします。


その理由は3つあります。


1つ目

「上を選んでも手も足も出ないほどの学力差はありえないから。
苦労はするかもしれないが、全くついていけないなんてことはないはずだから」


です。

中学と違って学力が似通った生徒が集まるわけです。

その中でどれだけ真面目に取り組めるかじゃないでしょうか。


アリの話聞いたことありませんか?

アリの巣を観察して一生懸命働いているアりばかりを厳選して

別の場所に集めると、そのアリの集団で再びアリの巣を作るそうです。

そして、働き者のアリばかりを集めたはずなのに・・・

そのアリの集団の中でサボるアリが必ず出てくるそうです。

(逆にサボるアリばかりを集めて同じことをすると、
一生懸命頑張るアリが出てくるらしいですけどね)

その環境でいかに努力を重ねることができるか。

私はこう思います。



・・・・・・・・・・


2つ目

「下を選んで本当に上位でガンバレたかどうかは怪しいものだから」

です。


さっきのアリの例じゃありませんが、

人もアリも周りの環境によって強く影響されるものです。

緩い環境の中にいれば緩い人になりがちです。

緩い環境の中で本当に自分のベストを尽くして

上位にいるということができていくのか?ということです。


緩い環境に飲まれて、自分の実力の6割程度でそこそこに

勉強をして、そこそこの成績で満足しがちじゃないだろうかと

私は思うのです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


3つ目


実際に上を選んで良かったという例を見てきたから

です。

その例というのはさくら個別初期の先生である近藤先生です。

前職時代の生徒でもある近藤先生は、中学時代上位1ケタに入る成績でした。

近藤先生は愛知県下のTOP校である明和高校に進学をしました。

すると、今度は明和高校で下位1ケタに入る勢いで学業で苦戦をしました。

明和高校は名古屋地区や尾張地区から各中学を代表する秀才が集まるわけですから、

こんな極端なことも起こりうるということですよね。

近藤先生は高校時代苦労してました。塾に毎日現れて、

質問する問題がない日は無いぐらい毎日講師の先生に質問をして、

なんとか高校3年間を乗り切りました。


そんな姿を見てきたからこそ学業面でハードだった高校時代について

「もうひとつランク下げておいたほうが良かったって思う?」

というような感じのことを聞いてみたことがあります。

近藤先生は言いました。

「いや、私は明和高校で良かったと思っています」


精神的に成長してくると、自らに起きたことを全て「良かったことだ」と

考えることができるので、どこまで信じていいだろうかとも思いましたが、

あれだけハードな高校生活を送りながら、「明和でよかった」という

台詞を聞けたのは、やはり背伸びしてでも

上の学校を選んだほうがいいんだろうな・・・。

と私は思えるのです。


この平和すぎる日本において、貴重で大切なのは

「一生懸命に取り組んだ」という経験じゃないかと思います。

緩い高校でなんとなく勉強し、大学全入時代の今に

ボンヤリとした大学に進学を決めるぐらいならば、

少し背伸びして自分に厳し目の環境に身を置いて、

「全力で取り組んだ」という経験を得るほうが、

大学受験の結果がどうなろうとも

何倍も価値があるのではないか・・・と私は思います。




・・・・・・・・・・・・・・・・・


以上3点の理由から

私の志望校選びにおいての基本スタンスは

「迷ったら上!」

です。





・・・・


冒頭にも書きましたが、

ケースバイケースです。

下のほうがいい子もいるので

塾生は面談のときに良く相談させてください。


保護者の方々は安易に

「ゆとりをもって上位でやれたほうがいいから一つランクを下げよう」

などとお子さんに話さないようにしてくださいね。

基本は「迷ったら上」ですから!




今日はこのへんで。

それでは。
by sakura-kobetu | 2013-11-05 16:52 | 塾日記
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