中1中2生が定期テスト前に前倒して授業を実施したので、
今日も高校生と中3生だけの落ち着いた教室でした。
そんな理由で生徒数が少ないというのも手伝って、
教室の一番奥で授業をしている澤木先生の授業の様子が
聞こえてきましたね。
中3ペアの授業ですが、前々から受け身な姿勢を注意されていた
Hくんがコンコンと叱られているのが聞こえてきました。
授業を終えてもHくんは居残りで叱られていましたね。
雷を落とすというよりも、ゆっくりじっくり語るように叱られていました。
生徒に真剣に叱ってもらえるなんて、ありがたいことです。
叱るって気分悪いし、楽しい指導ではありません。
それを指導時間を越えてまで生徒の心に届くようにと
やってくれるわけですから、正に「有難い」です。
・・
澤木先生が帰った後で帰り際のHくんに声をかけました。
「先生はお前が何を叱られていたか内容は全く知らないけどな、
よくよく覚えておけよ。お前に授業後残ってまで叱ってみても
澤木先生は一銭の得にもならないからな。
それをわざわざ残ってまでお前を叱ったというのは
お前にしっかりした人になってほしいって想いがあるからだからな。
叱られたばかりで今のお前にはこのことを受け止めきれないかもしれないけど、
よくよく覚えておけ。・・・まぁ明日から頑張るぞ」
明確な言葉にはなりませんでしたが、
表情からは理解してくれたように見えました。
中3生も入試まであとわずか。
3月で卒塾を決めた生徒への指導は
もう残すところ3回です。
良い形で皆を送り出すことができるよう、
キッチリ指導していきます。
今日はこのへんで。
それでは。