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愛知県岩倉市北名古屋市に「さくら個別指導学院」ができるまでの奮闘を、書き残していきたいと思います。塾歴18年目、塾長の國立が実況をお送りします!
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塩コショウはご家庭で
保護者面談をしていると、

授業の中でこんなことを加えてやってもらえませんか?

なんて要望をいただくことがあります。

例えば、

「毎回計算の宿題を加えて見てもらえませんか?」

とか

「毎回漢字テストもやってもらえませんか?」

なんて要望です。

そんな要望をいただいたときのこちらの返事は決まっています。


「申し訳ないですが、塾の授業で行うことは時間が足りないぐらい

詰まってまして、授業の中では追加の内容は行えません」

ですね。



偉そうな感じで書きましたが、

前職時代、教室長になりたての頃はこういう要望は

なんでも受けていました。

「可能な限り来て頂いているご家庭の力にならなくては!」

そんな想いでなんでも引き受けていました。

一番やりすぎたのは、私立淑徳中學に通う生徒の保護者からの

「教科書の内容をリスニング練習したいのですが・・」

という相談に、二つ返事で引き受けてしまい、

英語ベラベラのスタッフに協力してもらって教科書を読んでもらい

CDRに録音したことですね。完全にやり過ぎました。

後輩スタッフにはえらい迷惑かけました(反省)



話が少し逸れましたが、

なんでも要望を引き受けていた理由の裏には・・・

自分たちが行う指導に自信が無かったからですね。

自信が無かったからこそ、求められたものに応えることで

その埋め合わせをしたいという気持ちがあったんですよね。


・・


最初に書いたように、

今は授業内のプラスアルファーの要望はお断りをするようになりました。

そうです。今はこちらが行う指導に自信があるからです。



以前も書きましたが、

料理が美味しい飲食店ほど卓上には調味料がありません。

それは「塩だの胡椒だのかけてくれるな。作って出した料理がベストです」

という料理長のメッセージじゃないかと私は思ってます。


そして塾も同じ感じじゃないかと思うのです。

自分の生活をかけて、日々授業のことを考えて、

生徒の成績をあげることだけ考えて指導している塾の授業。

指導時間は限られてますから、時間はどれだけあっても足りません。

そんな塾の授業の中に新たな指導内容をねじ込む余地はありません。


カッコつけて書いてみれば、

うちの塾にも味を調整する調味料は置いていません。

「こちらで行っている授業は考えぬいた私の思うベストな指導方法です。

加えたい指導内容があればご家庭でお願いします」

という気持ちですね。



・・・・


あぁあぁ、

なんだか読み返してみると偉そうな冷たい文章に見えますね(苦笑)

でも・・・

塾の指導の内容は生徒の成績を上げるための核になるものです。

飲食店に例えるなら研究を重ねて作った秘伝のレシピなわけです。

それを、

「ピーマン嫌いなのでピーマンを抜いて、隠し味でチーズ入れてもらえませんか?」

といったレシピのバランスが崩れる要望は、

やはり受けることができないと思うんですよね。


「スイマセン、味のバランスが崩れてしまうのでご要望にお応えできません」

と対応することが、誠意ある料理人の対応のように思うのです。

・・・

・・



あぁあぁ、

冷たさを緩和しようと書けば書くほど底冷えしていきますね(笑)


再度暖めるべくまとめてみますが、

保護者からの要望をなんでも引き受けることよりも、

成績向上にプラスにならないと判断した場合には

丁重にお断りすることのほうが、

誠意ある塾じゃないかと私は思う!


ということです。



飲食店でいう卓上の塩コショウは当塾には置いてありません。

当塾の指導には無い別の学習を追加でさせたい場合は

どうかご家庭でお願いします。





カッコつけちゃったなぁ。

言ったからには頑張ります!



今日はこのへんで。

それでは。
by sakura-kobetu | 2014-12-12 16:28 | 塾日記
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