無痛覚病という病気があるそうです。
体が傷ついても痛みを感じないという病気なので、
初めて聞いた時は都合が良さそうだと思えますが、
そんなことは決してなく、生命に関わる怪我をしても
そのことに気がつくことがないということなので、
とても危険な病気なのだそうです。
痛いということは嫌なことですが、
痛みを感じることができるということは
とても大切なことのようです。
さて、医学的に証明されてはいないかもしれませんが、
体の痛みと同じように、心の痛みというものも存在します。
この心の痛みに関しても、痛みを感じることは
とても大切なことのように思います。
心の痛みを感じた人は、痛くないようにしたいと思いますし、
これからは痛くならないようにしたいと考えます。
そして、痛みを知っている人ほど他人に対しても
「痛くないようにしてあげたい」と思えるのでしょう。
多くの人と関わり、いろいろな経験をして、
心の痛みを知っている人ほど
他人に対して優しくなれるのかもしれません。
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いい話ですよね。
実は学生時代にどこかで読んだエッセイに
書いてあった内容なんです。
読んでから10年以上経ちますが、
他人に痛みを与えてしまったとき、
自分の心に痛みを感じたとき、
ふいに思い出します。
心の痛みを知って、
生徒や講師など周りの人々には
痛みを与えぬようにしていきたいと思っています。
なかなか難しいんですけどね。。
頑張ってそんな人になれたらと思っています。
久々に思い出したので書いてみました。
今日はこのへんで。
それでは。