大学生である講師たちに指導の大半を任せています。
講師たちにはこの塾に入ってくるときに、
この仕事についてこのように伝えています。
「マクドナルドやコンビニというのは店員があなたである必要は無いですよね。
ハンバーガーが食べれれば満足だし、ペットボトルや雑誌が買えれば満足ですよね。
でも、この講師という仕事は違うんです。
生徒達はあなたの授業を受けに来ているのです。あなたでなくてはダメなんです。
だから他の業種のバイトのように気軽に休んだり、変わったりしてもらうことは
できないことを肝に命じて置いてください。学校行事はしかたないですけどね。」
最初にしっかりと伝えてあるので、基本的に学校行事以外の講師の休みはありません。
・・・
とは言うものの学校行事でなんやらかんやら都合が悪くなるのも事実なんですよね。
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そんなときは体が空いていることが多い私が、代打の授業に入ることがあります。
こういった事態に備えるためにも、私は体を空けるようにしているのです。
普段の講師の授業に関しては、机間巡視と報告書へのコメントで把握しています。
私の席からは座席の死角が無いので、授業の様子は全て理解しているつもりです。
しかし、実際に授業に入ってみないと見えてこないことがあるんですよね。
「おや?この子はまだノートのとり方が狭苦しいなぁ。」
「音読がひどいなぁ。お経のように読んでるぞ。」
「宿題への取り組み方が甘いなぁ。これは講師の先生に甘えているんだな。」
こういった新たな発見があります。
発見したことについて講師に相談をして、一緒に改善をしていきます。
たまに代打授業に入ることでこういったことが見れますし、
何よりいつも「ワーク出せ」だの「自習に来い」だの
なにかと小言が多い私と生徒との距離を縮めるいい機会です(笑)
「代打授業」
なかなかいいものです。
これからも入れるときは
代打で授業に入って行きたいと思います。
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岩中生、テスト初日終了!
振り返るな、前進あるのみ!
明日へ向けてベストを尽くせ!!
それでは。