先日、「
段取り共有化へ」という記事で、
ベテラン講師が何気なくこなしている指導の段取りを
皆で共有したいということを書き、
その共有のために段取りを細かく書いてみた紙を塾に貼りました。
この紙を貼ってから約1週間でしょうか?
早速変化が現れます。
講師からの授業報告に次のテストを意識した
指導進度についての記述が増えました。
「来週には予想テスト範囲を終えることができそうです。
そこから総復習に入っていきます。」
「今日で予想テスト範囲まで指導終わりました。
復習を宿題に出しました。」
こんな感じです。
良いです。
とても地味な変化ですが、
この変化は大きいと思います。
講師たちの視野が広がっているのを感じます。
講師たちが高い位置から俯瞰できるようになって来ています。
さて、ここからもう少し踏み込んで指示を・・・
そんな風に書いてくれた講師に話をします。
「来週まで引き続き授業を前に進めてみて。
次回のテストを考えると多少のリードが必要だからね。
そこから復習に入ってよ。」
「あー、本当はもう少し授業は先に進めたいんだけど・・・
奴は次のテストが勝負だもんな。モチベーション的にも、
次の中間テストで結果を出して、その次の期末テストは気合で乗り切るか。
よし、じゃあ来週から復習に入ってください。」
最終的にこんな風に先を見て考えることが
生徒本人にできるようにしていきたいです。
開業して間もなく3年。
まだまだ改良の余地ありまくりです。
皆の力の向きを揃えて大きな力を引き出します。
皆にとってさらに良い場所にするために頑張ります。
今日はこのへんで。
それでは。