今年度は「間違いを自分で説明してもらう」という
指導方法に特に力を入れていきます。
このきっかけは先日森塾の三井さんにしてもらった教材の研修です。
森塾ではしゃべり続けてしまいがちな講師と受け身になってしまいがちな生徒を
作らないためにも、努めて生徒にしゃべる機会を作っているそうです。
その一つが「間違いは生徒自身に言ってもらう」という手法です。
以前も同じことを考えたような気がしたので
このブログの過去の記事を検索してみたら、
やはり同じようなことを書いてました。→
過去の記事
昔の記事から記述を引っ張ってくると・・
学んだことをどれぐらい理解しているかという調査の結果は、
聞いたことは10%
見たことは15%
聞いて見たことは20%
話し合ったときは40%
体験した時は80%
・・・
・・
・
教えた時は90%!!!
人に説明をするということは、ぼんやりとした理解では不可能です。
否が応でも脳を回転させて伝えることになりますから、
やはり教えた時というのが一番定着がいいのでしょうね。
「自分の間違いをどう間違えたのか説明する」というのは、
言い換えれば「間違え方を講師に教える」と言っても良さそうです。
だから定着がいいはずだということです。
○テキストは自分で丸をつける。
○間違いは答えの解説などを参考に自分で解決する。
○間違えた問題は全てどのように間違えて、
正しい答えはどうなるかを講師に説明する。
この手順ですね。
解説を読んでもわからないものは講師から教えてあげて、
復唱するように説明してもらえば良さそうです。
実際に使い始めていますが、手ごたえを感じています。
1年間講師にも生徒にもこれを言い続け、
塾として定着するよう努力します。
今日はこのへんで。
それでは。