塾の詳細はこちらです
■初めてこのブログへ訪れてくれた方は
⇒こちらの記事へどうぞ ■塾の詳細を詳しくお知りになりたい方は ⇒ホームページへどうぞ ■メールはこちらまで ⇒sakurakobetu※ ybb.ne.jp (※を@にして送信を) 記事ランキング
検索
以前の記事
2015年 12月2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 カテゴリ
はじめに塾日記 その他 塾の紹介 高校の選び方 俺と100冊の勉強本 塾開業 塾移転 勉強の方法 ネットでの調べもの 2014年塾改革 2009年塾改革 個別指導のコツ その他のジャンル
ブログジャンル
|
褒め方にはコツがあります。
とても簡単なコツです。 才能を褒めるのではなく、 その努力を褒めるのです。 それを裏付けるこんな実験データがあります。 ちょっと長いですが、保護者の方は必読です!是非!! 以下、(「やればできる!」の研究 キャロル・S・ドゥエック著)より アメリカで思春期初期の子どもたち数百人を対象に実験を行った。 まず生徒全員に、知能検査のかなり難しい問題を10題やらせた。 ほとんどの生徒がまずまずの成績。終わった後でほめ言葉をかけた。 ほめるにあたっては生徒を二つのグループに分け、 一方のグループではその子の能力をほめた。 「まあ、8問正解よ。よくできたわ。頭がいいのね」といったぐあい。 そう言われた子供たちは、有能というレッテルを貼られたことになる。 もう一方のグループでは、その子の努力を褒めた。 「まあ、8問正解よ。よくできたわ。頑張ったわね」といったぐあい。 自分には何かすぐれた才能があると思わせないように、 問題を解く努力をしたことだけをほめるようにした。 グループ分けをした時点では、両グループの成績はまったく等しかった。 ところが、ほめるという行為をおこなった直後から、両グループの間に差が出始めた。 懸念されたとおり、能力をほめられた生徒たち(〈能力群〉と呼ぶことにする)は たちまち、こちこちマインドセットの行動を示すようになったのだ。 ※こちこちマインドセットをご存じ無い方は→こちらをご覧ください 次に取り組む問題を選ばせると、問題にチャレンジするのを避けて、 せっかくの学べるチャンスを逃がしてしまった。 ボロを出して自分の能力が疑われるかもしれないことは、 いっさいやりたがらなくなったのである。 努力をほめられた生徒たち(〈努力群〉と呼ぶことにする)は、その9割が 新しい問題にチャレンジする方を選び、学べるチャンスを逃がさなかった。 ・・・・・・・・・ 次に、生徒全員になかなか解けない難問を出した。 〈能力群〉の生徒たちは、自分はちっとも頭が良くないと思うようになった。 頭が良いから問題が解けたのだとすれば、 解けないのは頭が悪いからということになる。 〈努力群〉の生徒たちは当然のように、なかなか解けないのだから、 「もっと頑張らなくちゃ」と考えた。解けないことを失敗とは思わず、 自分の頭が悪いからとも考えなかった。 ・・・・・・・・・・・ ところで、生徒たちは問題を解くことを楽しいと感じていただろうか。 問題がうまく解けたあとは、全員が楽しいと答えたが、難問を出されたあと、 〈能力群〉の生徒たちは面白くないと答えるようになった。 自分は頭が良いという評価が崩壊の危機に瀕しているときに、 どうして楽しいなんて思えるだろうか。 〈努力群〉の生徒たちは、難問を出されてもいやになったりせず、 むしろ難しい問題の方が面白いと答える子が多かった。 ・・・・・・・・・・・・ では、問題の出来はどうだっただろうか。 難問が出されてから、〈能力群〉の生徒の出来はガクンと落ち、 その後ふたたびやさしい問題が出されても成績は回復しなかった。 自分の能力に自信がもてなくなり、スタート時よりもさらに成績が落ちてしまったのだ。 一方、〈努力群〉の生徒の出来はどんどん良くなっていった。 難問に挑戦したことでスキルに磨きがかかり、 その後ふたたびやさしい問題が出されたときにはすらすらとけるようになっていた。 この調査は知能検査の問題を用いて行っているので、 能力をほめると生徒の知能が下がり、 努力をほめると生徒の知能が あがったことになる。 ************ 以上です。 あまりに本から紹介しすぎてキャロル先生に怒られそうですw この実験の結果を読んでいると、 もしかしたら大人の私たちが子供たちの学力の芽を 摘んでしまっていたかもしれないと思いませんか? 大差ないように思えるこの二つの褒め方に、 ここまで大きな差が出てしまうことに驚きませんか? ・・・ 今からでも遅くありません。 いつからでも大丈夫でしょう。 保護者の皆さん、これからはお子さんの勉強を褒めるときには、 必ず努力を褒めるようにしてあげてください。 もしもお子さんに「こちこちマインドセット」が身についてしまっていても、 じっくりと努力をほめていくことでその子は 「しなやかマインドセット」に変わっていくはずです。 さて、長々と本から紹介してしまいましたが、 もう少しだけ紹介したい箇所があるんですよね。 先ほど引用した部分の次の一文は・・・・ ところで、このほめ方の影響力の調査から、 もうひとつショッキングな事実が明らかになった。 です。 超気になりますよね(笑) 続きは明日にしましょう。 引用してばかりで キャロル先生に怒られそうなので、 最後に本の宣伝しておきます(笑) 「やればできる!」の研究 は、私が2010年に読んできた100冊近い本の中で 良かった本ベスト5に入る良書です。 生徒指導に悩む塾業界人にも、 子育てに悩む保護者の方にも、 お勧めです! 1800円とちょっと高いですが、 その価値はあるかと!! ・ ・ よし、これで安泰ですね(気のせい) うちの生徒の保護者の方にはお貸しできますので、 興味あればお声かけてくださいね♪ 今日はこのへんで。 それでは。
by sakura-kobetu
| 2011-02-18 22:09
| 塾日記
| |||||||
ファン申請 |
||