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愛知県岩倉市北名古屋市に「さくら個別指導学院」ができるまでの奮闘を、書き残していきたいと思います。塾歴18年目、塾長の國立が実況をお送りします!
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二の矢を受けず
仏教の教えに「二の矢を受けず」というものがあるそうです。

小池龍之介さんの本で知ったんですけどね。

簡潔にまとめて説明するのが難しいので、

こちらのサイトから引用させてもらいます。

(引用元 [本門佛立宗 廣宣寺]WEBサイト「御法門」のページ


「(仏教を)ご信心をしていない人は、苦しみを受けると忽ち嘆き悲しんで、

 ますます『この世は苦である』と迷ってしまう。これは丁度、

 第一の矢を受けて、更に第二の矢を受けるのと同じである。

 では、ご信心をしている人はどうかというと、たとえ苦しみを受けたとしても、

 決して取り乱すことなく、いたずらに嘆き悲しんだりはしない。

 まさに、第一の矢を受けたとしても、第二の矢は受けないのである。」




なるほどなるほど。深いなぁ~。

7つの習慣にも同じようなことが書いてあったなぁ~。

この「二の矢を受けず」という言葉が

最近妙に気にかかっています。





人生には様々なことが起ります。

自然災害、事故、病気、身内の死・・・

こういった一般的に不幸と言われる事柄が「第一の矢」です。

ザックリと矢が胸に刺さります。


大切なのはここから。

ここからこそが人生の分かれ目。

この起こった出来事に対してどうするかということが

大切だと言うことです。



ここで

「うわぁ!!俺はなんて不幸なんだ!!もう立ち直れねーよ!」

なんて嘆き、泣き叫ぶ行為は

「二の矢」を胸に突き刺す行為です。

最初に起こった事柄(一の矢)について反射的に「悲しい」と決めつけ、

自ら(二の矢)をぐっさり胸に突き刺して、

痛み、悲しみ、苦しみを増幅させていくのです。



二の矢を受けぬよう、最初の事柄と自分の感情が別であるということを

しっかりと認識し、気持ちを落ちつけていくのが「二の矢を受けず」

ということであると思います。



・・・・・



塾ブログですし、勉強に絡めてみます。

こんな生徒を想定してみましょうか。





今回は今までのテストで最高の努力を重ねてきた。

志望校を目指すべく過去最高順位を出す予定であったが、

試験当日に緊張でお腹が痛くなってきてしまい

実力の半分も出せず、散々な点数を取って来てしまった。





散々な点数の答案用紙を受け取った時の衝撃が「一の矢」です。

さてここから。

ここからの振る舞いが大切です。

ざっくりと二の矢を胸に受けてしまう人は・・

「あぁ、なんて俺はツイてないんだ。最悪だ。

 志望校への道が断たれた・・・。あーもうなんでもいいや。

 帰ったら太鼓の達人やろ。そのあとカラオケ行こ。もう勉強しないとこ~」

・・こんなリアクションですね。


対して二の矢を受けない人は・・・

「この点数は痛かった!痛かったけど事実を受け止める!

 次に同じミスをしないためにはどうすればいいか、

 志望校を変えるならどこにすべきか、気持ちを入れ替えて考えよう!」

・・こんなリアクションでしょうか。





そんなやつおらへんやろぉ~

なんていう大木こだまバリの突っ込みが聞こえてきそうですが、

「そんなやつ」になるべく努力するのです。

二の矢を全く受けなかったら、この事実を知らない人間が

一生で受ける痛みの半分で済むわけです。





******




「二の矢を受けず」という言葉について記事を書いてみたいなぁ~

と思っていた本日。

私は午後からiPhoneのOSをアップデートしていました。

アップデートが終わると・・なぜか入っていたアプリは消え、

さらにIDとパスワードがわからなくなってしまいました。

「・・・え?!・・・何これ?!」


まさに「一の矢」がざっくりと刺さったわけです。

さて、ここからです。

「二の矢」が私に襲いかかります。

そのときの私のリアクションは・・・




「おい!なんだこれ!最悪やんけ!

 このクソ忙しいときにうっとおしい!
 
 マジめんどいし!全くわからんやんけーっ!!」




「二の矢」は私の胸を貫通してました(苦笑)

修行が足りないですね。



「二の矢を受けず」心穏やかに過ごせるようにしたいですね。

ご覧の通り私もまだまだザックリ二の矢を受けてしまいますが、

「二の矢」を受けない鉄壁のディフェンスを身につけたいです。



「面白そうじゃねーか!俺も鉄壁ディフェンスを身につけるぜ!」

なんて思えた生徒の皆さん!

「二の矢を受けず」を意識して過ごしてみてください。

見事「二の矢」を防御できたときには

心穏やかなはずですから!(多分)






今日はこのへんで。

それでは。
by sakura-kobetu | 2011-11-07 21:59 | 塾日記
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