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塾生保護者に協力してもらいたい「家庭での7つの習慣」
というタイトルで、お子さんの学力向上のためにご協力いただきたい 7つの習慣についての記事を書いてきました。 この記事で6つ目です。 さて、あと何をご家庭でお願いしようか・・・なんて考えた時に ぱっと頭に浮かびました。 「あ、国語だわ」 ・・ 私も歳を重ねて来て、学生時代の同級生や後輩たちの 子供がだんだんと大きくなってきました。 そういった子供たちが小学生になる頃に 何かの流れでそういった人たちと子供の勉強の話に なったならば私はいつも同じことを言います。 「頼むから国語だけはしっかりみてやってあげてくれ。 なんとか本に親しめるように仕向けてみてよ。 漢字とか教科書音読とか、学校で課された宿題はしっかりとな。 国語ができんと全部ダメになったりするから。」 ・・・ 小学校で6年間主役の座にいた国語は 中学校に入り英語にその座を奪われます。 あんなに大事にされていた国語は、 「やっても伸びんから」とか、 「テストは漢字しか勉強しない」 とか急に超脇役扱いです(笑) 確かに新たに1から学ぶ語学に時間と労力を奪われて 中学まで生きてきて13年間使ってきた日本語の国語は 「まぁ、なんとかなるだろ」 となってしまいがちなんですよね。 なんとかなる国語力を持っている生徒はそれでも良いです。 しかし、国語力が無い子は・・・こんなことをよく言います。 「数学の文章題がわからない」 「社会はきらい」 「国語のテスト勉強は漢字しかやらない」 これらの言葉が並んだときは 国語力が無いことが他の教科にも 悪影響を与えてしまっている可能性が高いです。 「数学の文章題がわからない」 ⇒文章を正しく読みとれないから 「社会はきらい」 ⇒語彙が少なく教科書を読んでもわからないから 「国語のテスト勉強は漢字しかやらない」 ⇒読解ができないから といった感じです。 ・・・・・・ さて、こういったことを言い出す前に 対処ができれば一番ですが、 この記事をご覧いただいている保護者の方は 基本的に中学生のお子さんをお持ちの方ですよね。 ここが悩ましいところです。 「国語が積み重ねの教科とは重々承知ですが、 充分な国語力がつかないまま中学生になってしまった場合は どうやって立て直していけばいいでしょうか?」 ということですよね。 私が思う作戦は2つあります。 一つ目の作戦は ●飽くまで身近にある文章から語彙と読解力を鍛える です。 過去に指導した生徒で、勉強は基本苦手だけれども 国語だけが抜群にできた生徒がいました。 そのあたりを面談でお母様に聞いてみると、 その子はサッカーが好きで大人が読むような 「サッカーマガジン」を隅から隅まで読んでいたそうです。 おそらく、自分の興味のある分野なので嫌悪感無く 活字に親しめたことが効いたのではないかとのことでした。 確かその生徒は中1の頃は2と3ばかりの通知表であったのに、 最終的にオール4ぐらいまで伸びて西春高校へ進学したと記憶してます。 (国語力がしっかりとしていれば、うまく勉強の歯車がかみ合ったときに 成績が跳ね上がることは良くあることです) この生徒のことをいつも覚えていて、 「国語が苦手で何かをさせたい」というご家庭には なにか本人の興味のある分野で活字に親しめるものを与えて 読ませてあげてみましょうと提案をしています。 マンガが好きならば、マンガの小説版とかありますよね。 スポーツが好きならばそういった雑誌がいいかもしれません。 ファッションに興味があるならばファッション誌でも読まないよりいいでしょう。 隅から隅まで読むことを約束して買ってあげれば 頑張って読むかもしれませんよね。 ・・・ もう一つの作戦は ●語彙と読解力をつける教材に取り組む です。 語彙に関してはこんな本が出ています。 小学校基礎レベルなんて書いてありますが、 国語力の無い中学生なら充分歯ごたえがあるはずです。 あと読解と語彙で当塾で指導させてもらうときに使用している教材がこちら。 文法の根になる部分をこれでもかと練習する教材です。 この本も小学生版と書いていますが中学生も充分使えます。 昨年は西春高校へ進学した生徒にもやらせています。 もしもこの教材を作成したふくしま先生の ↓この著書の内容に 同意できるならば是非使用してみてほしい教材ですね。 使用タイミングは夏休みや冬休みがメインでしょう。 日々慌ただしい中学生がいつもの生活にこの勉強を足すのは なかなか難しいと思います。(できれば最高ですけどね) 2つの作戦をお伝えしましたが、 どちらの作戦を実行するにもお願いしたいコツがありまして、 ●語句はある程度口頭で教えてあげたり、 一緒に辞書やネットで調べてあげたり、 この国語力をつける取り組みには積極的に協力をしてあげること です。 国語力が足りぬまま中学になってしまった生徒は、 文章に対して嫌悪感を持っていることが多いと思います。 語句調べも面倒だと思っていることも多いでしょう。 そんな生徒の国語力を立て直すためのプロジェクトなのですから、 「国語の教材を買ってきてあげたから この教材を夏休み中にやっておくのよ~」 「わからなかったら自分で辞書で調べなさ~い」 なんて子供に丸投げでできるようになるわけがありません。 生徒一人でたくましく取り組めるようになるためには、 軌道に乗るまで最初の勢いを保護者が一緒につけてあげて欲しいのです。 「お、やればわかるもんじゃん。この調子でやればいいのかな」 なんて子供が思うまでは一緒に手伝ってあげて欲しいのです。 語句を調べようと辞書を開いてみても書いてある内容が またわからないなんていう辞書ループに入ることも多いです。 そんな言葉はかみ砕いて教えてあげてください。 自分で言葉を調べて自分で進めるのがもちろん正しいですが、 まだそのステージにいませんから、 語句はある程度口頭で教えてあげていいと思います。 親子そろってわからない言葉が出てきたときは 一緒に調べてあげればいいと思います。 「もうお母さんもわかんないから塾で聞きなさい」 なんてサジを投げてはいけません。 「じゃあもういいや」なんて子供もサジを投げてしまいます。 夏休みや冬休みの、午前中とか夕食後とか寝る前とか、 1日のどこかの時間帯で30分とか時間を作って 毎日やる約束をして一緒に取り組んであげてください。 ・・・・ とても長くなりました。 本当に大切な国語力の育成は時間がかかるし、 定期テストの点数にすぐに反映されるものではありません。 だから個別指導塾では特に国語への需要は少ないです。 なかなか塾で継続的に指導するのは難しいのです。 だからこそ、「毎日」取り組める家庭で 国語に取り組んで欲しいのです。 国語力が無くて困るのは 勉強面だけじゃないはずです。 成人して生きていく上でも困ることが たくさん出てくると思います。 重ね重ねにはなりますが、 どうか国語力をつけるために 家庭で協力をしてあげてください。 今日はこのへんで。 それでは。
by sakura-kobetu
| 2012-10-22 12:34
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