OFFです。
余談を。
普段小説を読まないのですが、
長期休暇中には読むようにしてます。
今回の休みにはとても売れている
ベストセラーである「永遠のゼロ」
を読むことにしました。
太平洋戦争での日本軍戦闘機パイロットを主人公とした
歴史小説です。
ゼロ戦のパイロットであった祖父の生い立ちを
調べるために平成生まれの孫が当時の祖父を知る
戦争経験者の多くの老人を訪ねて行くという
のが簡単なあらすじです。
朝から読み始め、どんどん引き込まれ、
ブっとい文庫本でしたが
夜になって読み終えました。
月並みな感想になりますが、
とても素晴らしかったです。
胸が熱くなりました。
今日この本を旅先の沖縄で読みました。
このことが何だか偶然に思えません。
1945年に沖縄が戦場になり
多くの命(両軍と民間人合わせて20万人)
が失われたこと、
終戦後から私が生まれる二年前の
1972年まで沖縄はアメリカの統治下に
置かれていたこと、
今の生徒たちがどれだけ知ってるだろう。
学校でこのあたりを学ぶ時はいつも
駆け足だしなぁ。
・・・
何でもこの小説、180万部も売れているそうです。
そして今年の冬に映画化され公開するそうです。
活字好きと大学生以上の方々には書籍を、
「ガダルカナルってタカじゃないんすか?」
「綾波とか蒼龍とか赤城ってエヴァじゃないんすか?」
なんて方々とうちの中学生の生徒たちには
冬に公開の映画版をお勧めします。
言っておきますが書籍は電車で読まない方がいいですよ。
目頭が熱くなるでしょうから。
そして、次の日が早い人は夜から読まない方がいいですよ。
途中で読むことを止めるのは私にはできませんでしたから!
・・・
明日沖縄を発ちますが、
急遽戦争遺跡を見てから帰ることに。
帰りにシュガーローフという激戦の戦場跡に
寄ってから帰ろうと思います。
良い本に出会えて良かったです。
今日はこのへんで。
それでは。