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個別指導塾には本当に幅広い成績の子たちがやってきます。
通知表に1がぱらつくような子もやってきます。 相対評価ならまだしも、絶対評価の現在において、 内申「1」は勉強ができないというよりも、 勉強がしっかりやれていないという証であると私は思っています。 と言いきってしまうのは、前職でこんな生徒がいたからなのです。 その生徒は勉強が本当に苦手で、例えば数学は小学時代に習う計算も まだまだという感じでした。その生徒の中3時の1学期定期テストの結果は 中間6点、期末12点でした。もちろん100点満点のテストでです。 そんな状況にもかかわらず、一学期終了時にもらってきた内申は「2」でした。 とても驚いたのを覚えています。 わからないながらも授業をしっかりと受けていたのでしょう。 学校のワークも赤ペンで真っ赤にしながらしっかり提出したのでしょう。 点数は取れていませんが、授業への意欲関心、提出物の提出が良かったので 内申「2」をつけてくれたということです。 サッカー日本代表にサプライズ人事で選ばれた巻の言葉ではありませんが、 「努力は人を裏切らない」ということです。 私はこの結果に感動して、そしてその後内申1をもらってきている 生徒が面談に来た時にはこのエピソードを交え話すようにしています。 こんな風に・・ 内申の1を2にするのは簡単だよ。点数を取らなくても、 授業態度と提出物だけで取れるよ。 っていうのはね・・・ (ここでその子のエピソードを話してあげます。) だから、まずはこの1を2に変えることから始めよう。 ワークも答えなんか写さなくていい。 写すぐらいなら、赤ペンで解答を書いて、真っ赤にして出しなさい。 君が数学が苦手でワークの問題がほとんど手が つけれないことぐらい学校の先生は百も承知だよ。 「わからんながらも、なんとかしたいって思ってるんですよ。」 「わからんけど、ちゃんと提出しなきゃいけないって思ってるんですよ。」 こんな気持ちを担当の先生に届けよう。 頑張りたい気持ちを持って、それを行動として表してくれる生徒に 内申1はつけれないはずだよ。 こう話すと、生徒は真剣に聞いてくれます。 ここで生徒の心に灯った小さな火を大きくするのが 私たちの腕の見せ所です。頑張りますよ! 内申1は殲滅です! それでは。
by sakura-kobetu
| 2006-05-17 11:46
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