昨日の4講、
夏期講習生の2回目の授業でした。
「お前もう帰れ。」
授業開始1分の出来事です。
マシンガンのように生徒に言いました。
「ふざけるんじゃない。ノートを忘れた?
やってきたんか?
やってきたのなら取りに帰らせるけど、
ほら、やってないんだろ。
2回目の授業でふざけたこといってるんじゃない。
塾をなめんじゃねーぞ。
お前、親がどういう気持ちで夏休み直前に塾を変えて
ここに入れたかわかってるんか?
お前が持ってきたこの夏期講習費いくら入っているか
わかってるんか?
これだけの金額だ。安かねーぞ。
これを稼ぐのにどれだけ働かなくては
いけないかわかってるんか?
このお金はこんなだらけたお前のために使うためにあるんか?
俺はお前のお母さんに何度も頼まれたよ。
「なんとか、本当になんとか、お願いします。」ってな。
祈るような気持ちでお母さんは塾を変えたんだよ。
俺も真剣にお前の成績を上げるためにやってるんだよ。
だからそんな半端な気持ちで塾に来てもらったら困るんだよ。
馬鹿にするんじゃない。
「そうかぁ、じゃあ今度はちゃんとやってくるんだぞ」
なんて言って今日授業をやるのは簡単なのよ、でもな、
そんな甘えた気持ちで授業を受けても夏休みの間で
勉強ができるようにはならないんだよ。
だから今日は反省するためにも今すぐ家に帰りなさい。
そして家で宿題に取り組みなさい。
本来はこんなことで振り替え授業は組まないけど、
今回だけは特別に後日組んでやるから。
わかったか。」
塾に来てまだ2回目の生徒にここまで言ってしまいましたが、
気持ちは伝わっている自信はあります。
次の授業は気持ちを入れ替えて塾にやってきてくれることを
期待したいと思います。
ほんと、親心子知らずですよね。
それでは。