夏も終わりに差し掛かっています。
夏期講習生はこのまま塾を続けるのか、
夏で区切りをつけるのかを決める時期にきています。
そんな中、3日前ぐらいに小5の講習生の親から電話がありました。
「夏休み以降の話なのですが、習い事の区切りがついていないので、
その習い事の区切りがついてからまたお願いしたいと思います。」
とのことでした。
確かに習い事が多い子だったので、「それでは仕方がないなぁ」
とは思ったのですが、
深読みをしてこのようにも考えてしまいました。
「あぁ、もしかしたらお力になれなかったかなぁ。。
なにか不満な点があって入塾をやめたのかなぁ。
お母様が気を使ってオブラートに包んでこう
伝えてくれたのかもしれないなぁ。。
もっと彼女の力になることができなかったかなぁ。。。」
勝手にそう思い、すこし残念に思っていました。
そして今日、その生徒の最後の授業でした。
担当は私です。
楽しくも真剣に授業は進んでいきました。
授業が終わる頃になってその生徒が言いました。
「先生、宿題どこ?」
「え、今日最後の授業だよ。」
そう答えるとその生徒は
「うそ!?本当?・・・そうかぁ。最後なのかぁ。。」
と、表情は少し残念そうに見えました。
「来週もまだ夏休みだから、水曜日の自学には来ていいからね。」
と私が伝えると、
「じゃあ来週の水曜日自習に来ます!」
と嬉しそうな表情を見せてくれました。
その表情はとてもさわやかで、
演技の入る余地のない素晴らしい笑顔でした。
彼女の笑顔を見て、私は考えすぎであったことを確信しました。
継続して塾に来てくれない理由は本当に習い事の関係なのでしょう。
習い事の整理がついて、彼女がまたいい笑顔で塾に現れてくれる日を
楽しみにしながら、日々を過ごしていきたいと思います。
楽しみが増えてしまっていい感じです♪
それでは。