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愛知県岩倉市北名古屋市に「さくら個別指導学院」ができるまでの奮闘を、書き残していきたいと思います。塾歴18年目、塾長の國立が実況をお送りします!
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菊里金子くん
あれはそう、私が中学1年の頃でした。

5月頃だったと思います。

多くの子たちが英語を学び始めたばかりの頃、

学校の英語の授業では先生の指名で

生徒が教科書の音読をしていました。



そのとき先生に指名されたのは金子君でした。

すっと立ち上がり金子君はこれ見よがしに

巻き舌全開で英文の音読を始めました。

ネイティブっぽい読み方といいますか、

「頑張って覚えた発音を披露しています」

というような読み方だったように思います。



「うわー、金子め、カッコつけやがって。やだやだ・・・。」


私は典型的な日本人のリアクションをしていたように思います。

そんなカッコつけて読まなくてもいいのに。

だいたい合ってるのか?その発音?

お前適当に舌巻いてるだけじゃねーのか?

東京は「トウキョウ」でいいじゃんか。「トキオ」なんて言わんでいいわ。

・・



そんな風に思っていたように思います。




**



「しかし」、というべきか、

「だから」、というべきか、

その後金子君は愛知県下指折りの進学校である

菊里高校へ進学し、その後慶応大学へ進学したと聞いています。




10年もの時を経てようやく私は理解するのです。



「あぁ、やっぱり金子君が正しかったんだ。

 真似から入らなきゃいけないんだ。

 語学だからこそ真似から入るべきなんだ。」



思春期の中学生は、抑揚をつけたネイティブっぽい英文の読み方は

ちょっと照れがあるかもしれませんね。

しかし、恥ずかしそうに、棒読みで音読をする中学生を見るたびに、

私は同級生の金子くんを思い出すのです。



金子くんが正しかったんだ。




**


そんなわけで、生徒の皆さん。

英文の音読をするときは、とにかく上手な人の真似をしましょう。

言葉のリズム、抑揚、発音など。

正確な発音なんかはもっとあとに正すことにして、

周りを気にすることなくどんどん真似をして音読することですね。





以前、友達に「ラサール今井くん」という子がいた

という記事を書いたことがありましたが、

本日は、音読上手な「菊里金子くん」の紹介でした。


今日はこのへんで。

それでは。
by sakura-kobetu | 2008-07-21 22:21 | 塾日記
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